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バイオマス発電プラント普及へ、JFEエンジニアリングが意欲/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2012年7月4日(水) 12:24

JFEエンジニアリングが建設した横浜市北部汚泥資源化センターの消化ガスタンク=横浜市鶴見区
JFEエンジニアリングが建設した横浜市北部汚泥資源化センターの消化ガスタンク=横浜市鶴見区

再生可能エネルギー市場が急速に拡大する中、JFEエンジニアリングは発電事業に参入するほか、発電プラントの普及に乗り出す。中長期的に再生可能エネルギーの比重がますます高まることを予測し、得意とするバイオマス発電プラントの自治体向けの普及に注力する考えだ。

同社は原子力や火力など大型発電は手掛けていなかったが、再生可能エネルギー関連技術を長年培ってきた。

7月1日からの再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度スタートを前に、殿岡茂樹代表取締役専務をリーダーとする「電力創生プロジェクトチーム」を6月1日付で設置。「日本への貢献ができるチャンスが来た」(大下元常務執行役員)とし、取り組みを加速している。

2012年度は大規模太陽光発電所(メガソーラー)を自社遊休地に建設する。候補地を5、6カ所に絞り、自社出資で40メガワットの発電規模を計画。年度内の電力契約に向けて9月までに立地場所を決める。

殿岡専務は「太陽光は今年が勝負」とし、今後は都市部でも入手しやすい有機資源を活用したバイオマス発電の成長に注目している。同社は全国6カ所の納入実績があるが、特に汚泥処理過程で発生する消化ガス(バイオガス)を燃料として発電する技術では世界トップを誇る。

横浜市鶴見区の市北部汚泥資源化センターでは、国内で唯一、同社が設計・建設した消化ガス発電設備が09年から本格稼働している。900キロワットの発電設備5基を運用することで、総発電量は年間で一般家庭7500世帯分に相当する。

大下常務は「バイオマス発電は大きな市場。固定価格買い取り制度が始まったことで全国の自治体の関心が高まっている」と需要拡大を期待する。

同社の12年の当初計画では再生可能エネルギー関連の受注高は200億円だが、最終的に300億円の売り上げを見込む。大下常務は「グループ全体の売上高は約3千億円。一気に総売上高の1割を受注していきたい」と意欲を見せている。

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