京急電鉄は18日、いずれも100%子会社の京急ストアとユニオネックスが合併を決議したと発表した。京急ストアを存続会社とする吸収合併で、2013年4月の合併予定。
京急電鉄によると、経営統合によるスケールメリットを生かして同社沿線での優位性を確保するとともに、管理部門の統合による経費削減など経営の効率化を図るのが目的という。
今春から管理、仕入れ部門を一体化する。ユニオネックスの高級食品スーパー「もとまちユニオン」などについては合併までにブランドの扱いを検討する。現在、両社で計約580億円の売上高(2011年度)を合併効果で600億円まで高めることを目標としている。
東京都内、県内の京急沿線を中心に京急ストアは20店舗、ユニオネックスは「もとまちユニオン」のほか、地域密着型スーパーの「ヨコサン」など計26店舗を展開している。
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