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横須賀中央駅前の再開発、活性化へ高層ビル建設へ/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2012年3月29日(木) 22:24

京急横須賀中央駅前で計画されている再開発ビルの完成予想図
京急横須賀中央駅前で計画されている再開発ビルの完成予想図

横須賀市の京急線横須賀中央駅前で計画されている再開発事業をめぐり、地権者でつくる再開発組合は29日、計画の概要を公表した。既存商業ビルの解体に6月から着手。高さ144メートルの高層ビルを着工、2015年9月中旬の完成を目指す。横須賀市が注力する中心市街地の再活性化にもつなげる狙い。

「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、都市計画法に基づく法定再開発。15日に知事から権利変換計画の認可を得た。

建設するビルは地上38階建てで、三浦半島では最高層となる。低層階には商業施設や医療施設を誘致する方針。上層階では住宅298戸を供給。京浜急行電鉄と大和ハウス工業が取得し、消費者へ分譲する。

総事業費は141億円で、都市計画事業として国、県、市から55億円の補助金を受ける。

既存の商業ビルは現在はスーパーの西友がキーテナントとなっているが、老朽化が進み、耐震対策も必要となっていた。再開発に向けた組織が06年に旗揚げされたが、その後のリーマン・ショックの余波でマンション市況が悪化し、計画の修正を迫られた。

既存ビルではテナントを4月から順次閉店させる。再開発後のテナント構成は今後、検討を進める。石田重蔵・再開発組合理事長は「周辺の商業施設などを考慮に入れ、バランスのよい店舗構成にしたい」としている。耐震性の確保や災害時の一時避難所としての機能、防災備蓄倉庫の設置なども検討する。同駅前では老舗百貨店、さいか屋横須賀店・旧大通り館跡地でも、マンションと商業施設で構成するビルの再開発事業が進んでいる。

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