横浜税関が23日発表した2月の横浜港貿易速報によると、輸出額は3カ月連続で減少し、前年同月比4・0%減の5932億円となった。米国向けが増加したものの、中国向けが3カ月連続で減少したことが影響した。
自動車の輸出額は中国、米国向けが減少し、4・5%減の1161億円。自動車部品は10・4%減の358億円、原動機は4・8%減の337億円といずれも減少した。
国別では1位の中国が23・7%減の1313億円。4位の米国は2カ月ぶりに増加し25・0%増の776億円だった。
輸入額は13・7%増の2816億円で、25カ月連続の増加。マレーシアなどからの天然ガス・製造ガスが75・5%増、インドネシアなどからの原油・粗油が13・3%増、石油製品が13・1倍などとなった。
国別では1位の東南アジア諸国連合(ASEAN)は84・5%増の722億円、2位の中国は23カ月ぶりに減少し、7・3%減の577億円だった。
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