相鉄ホールディングスは22日の取締役会で、横浜駅西口の商業施設「横浜ビブレ」が入る個人所有の土地と建物を、子会社の相鉄アーバンクリエイツ（横浜市西区）が取得することを決めた。横浜駅西口エリア強化の一環。５月に物件の引き渡し予定だが、横浜ビブレなどの入居テナントは引き続き営業する。
取得するのは地下１階、地上12階建て。二つのビルが途中階で連結している。敷地面積６３１６平方メートル、延べ床面積４万３８７６平方メートル。「取得先や取得金額は契約上の都合により公表を控える」としている。
相鉄ホールディングスはＪＲや東急電鉄との相互直通計画などが進む中、「都市間競争が今後一層、激しくなる」として横浜駅西口地区のさらなる事業基盤の強化が必要と判断した。
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