千代田化工、タイ向け省エネ診断事業を受託
経済 | 神奈川新聞 | 2012年3月16日(金) 21:44
千代田化工建設(横浜市鶴見区)は、タイで工場団地の省エネ計画の策定事業に参画する。複数の工場間でのエネルギーの需給データを解析し、エネルギー利用の最適化を促す。
同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(川崎市幸区)から、タイ向けの省エネ診断事業を受託した。
事業は2013年度まで、重化学産業が集中するタイ東部のマプタプット工業団地で実施する。契約金額は約1億2千万円。団地内の工場ごとのエネルギー消費量や供給量を調査し、団地全体としての最適なエネルギー利用の在り方を提案する。
同社の省エネ計画の策定事業は千葉や倉敷のコンビナートで実証しているが、今後は省エネ対策が進んでいない新興国での普及を目指す考えだ。
【】