東京急行電鉄は今月中旬から、東日本大震災後に設計した分譲マンション2棟を横浜市青葉区で販売する。災害時に活用できる防災倉庫や災害時のマニュアルなどを整備。同社は「家族の安全・安心をサポートするため、ハード・ソフト両面で防災対策を充実させた」としている。
新たに販売するのは、「ドレッセあざみ野一丁目」(総戸数41戸、同区あざみ野1丁目)と、「ドレッセあざみ野ガーデンソレイユ」(総戸数58戸、同区大場町)。
いずれも同社が震災後に初めて設計した。インターホンに緊急地震速報の警報装置が付くほか、耐震枠付き玄関ドア、管制運転付きエレベーターなどを採用して災害に備えた。非常時に切り替え可能な太陽光発電や防災用マンホールトイレなども設置。同社は避難訓練などマンション全体の防災対策もサポートする。
電気自動車対応のコンセントを設置するなど、省エネ性能も兼ね備えた。
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