相鉄グループの相模鉄道(横浜市西区)は18日、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅(同市泉区)のリニューアルを発表した。グループが進めるゆめが丘大規模集客施設の側に新たな改札口を設けるもので、同施設がオープンする2024年夏の完成を予定する。
リニューアルでは平屋建てで延べ床面積約580平方メートルと従来の1・5倍近くに広げ、改札は2カ所に。新改札口は交通系ICカード専用とし、大規模商業施設との間を一部屋根でつないで雨でもぬれずに行き来できるようにする。
このほか、トイレを全面改修し、多機能トイレを拡充。女性用トイレにはパウダーコーナーを設置する。駅舎のデザインもグループが取り組む統一コンセプトに基づき、外壁にれんがを採用するという。
ゆめが丘駅は1999年3月に開業し、2021年度の乗降人員は1日平均1904人。(西郷 公子)
相鉄・ゆめが丘駅24年夏リニューアル 集客施設開業伴い
大規模集客施設(左)と新改札口(右)のイメージ(相鉄グループ提供) [写真番号:1153597]
リニューアル後のゆめが丘駅の新改札口側イメージ(相鉄グループ提供) [写真番号:1153598]