JR東日本横浜支社は11月1日から、鉄道開業150周年を記念した企画電車「時めくTrain(トレイン)」をJR相模線で運行する。10月31日にはJR茅ケ崎駅に隣接する車両基地で内覧会が開かれ、車両内部やオリジナルヘッドマークが公開された。
沿線住民にこれまでの感謝の気持ちを伝えようと企画したもので、車内広告枠に鉄道写真を展示し、広告貸し切り電車として運行する。「時めく」は「ときめき」と「時を巡る」を掛けた造語という。
1編成4両の車両には、1号車に機関車をテーマにした22枚、2号車は在来線特急車両30枚、3号車は普通電車を撮影した30枚、4号車は新幹線を写した22枚の計104枚の写真が車内を彩る。昭和期に相模線で使用されていた懐かしの電車の写真も並ぶ。
同社は「点検のタイミングで運行スケジュールは確定していないが、歴史を感じてほしい」と乗車を呼び掛けている。1編成のみの運行で11月末まで。詳しくは同線駅員まで。
JR相模線「時めくトレイン」 鉄道150周年で限定運行
「時めくTrain」のヘッドマークを付けた車両(右)=茅ケ崎市内 [写真番号:1120662]
車内広告枠にJR東日本の鉄道写真が展示されている広告貸し切り電車=茅ケ崎市内 [写真番号:1120663]