コンタクトレンズの国内主要メーカーの一つ、シード(東京都)がプラスチック製空ケースのリサイクルに乗り出している。眼科医院などにボックスを置いてもらい回収する方式。扱いは現在300件を超え、県内の大学などにも広がりつつある。コンタクトレンズは1日ごとに替える「ワンデー」が8割を占め、使い捨てが社会課題となる中、「売る側の責務としてサーキュラーエコノミー(循環型経済)に少しでも貢献する回収を考えた」という。
国内メーカー2番手の同社が回収をスタートさせたのは…
コンタクトレンズのシード、ケース回収「売る側の責務」
コンタクトレンズ(右)と空になったケース [写真番号:1108821]
川崎市中原区のコンタクトレンズ販売店に置かれた回収ボックス(シード提供) [写真番号:1108822]