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湘南観光新局面 江の島、ビッグデータ活用し誘客展開

経済 | 神奈川新聞 | 2022年7月18日(月) 05:30

 新型コロナウイルス感染症の拡大が始まって2年余り。神奈川を代表する観光地、鎌倉や藤沢でも「ウィズコロナ時代」を見据えた観光への取り組みが始まった。インバウンド(訪日外国人客)の再開、マイクロツーリズム(近隣への観光)の浸透―。新たな局面を迎えた観光地の今をリポートする。


「休日別荘庭園」をコンセプトした江の島サムエル・コッキング苑の完成イメージ(藤沢市提供)

 「自分の別荘のようにゆったりとした時間を過ごしてもらいたい」

 藤沢市江の島の頂上部に広がる観光庭園「サムエル・コッキング苑」。その開設者、市と指定管理者の江ノ島電鉄は昨年、リニューアル工事に着手した。2003年の開業以来初の大規模改修の契機となったのは、来島者の減少など新型コロナ禍の影響だった。

 江ノ電事業部の村上聡専任部長は「ナイトイベント開催期間など特定の時期や時間帯に来場者が過度に集中せず、1年中、1日中楽しめる観光施設を目指す」と改修の狙いを説明する。「通年型、滞在型という方向性は島全体のテーマと重なり合う」

 基本コンセプトは「休日別荘庭園」。1882(明治15)年に同園の源流となった植物園を造成した英国人貿易商サムエル・コッキングの功績や植物園の遺構といった歴史、豊かな自然環境に着眼し、近代遺構の展示や交流施設の整備、大型遊具の設置など日中に訪れたくなる観光コンテンツを提供する。

データが語る来場者の特徴

 
 
 
 

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