コロナ禍で広まったリモートワーク。新たに生まれた需要を取り込もうとする企業の動きを追う。
通行人が途絶えることのなかった都心のオフィス街の光景が、一変した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う最初の緊急事態宣言が発令された2020年春。感染拡大防止のため、政府による出勤者の7割削減や在宅勤務などへの協力要請を受け、通勤する人の姿はまばら。街は閑散としていた。
あれから2年-。
テレワークが浸透し、オフィスに納入される商材にも新たなトレンドが生まれている。勤務時間を記録する「タイムレコーダー」などの勤怠管理システムも、その一つだ。
複雑化する労務管理に対応
リモートワークに商機あり オフィス商材「非接触」で訴求
コロナ禍でオフィス内の売店を無人にする動きも出始めているという(エームサービス提供) [写真番号:1096447]