ジェンダー平等という世界的な流れを受け、日本企業はどう変わろうとしているのか。神奈川県内事業者の取り組みと共に探る。
カラフルで個性的なファッションに身を包んだ女性の写真と共に、手書き風のキャッチコピーが添えられている。
「わたしがかわいきゃそれでいい。」
2015年、横浜岡田屋(横浜市西区)が運営する商業施設「横浜モアーズ」(同)が展開した広告だ。
隣接する横浜駅構内に掲示され、ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)で話題を呼んだ。時がたっても評価する声は相次ぐ。
「じぶんワッショイ」
変わる神奈川の企業(下)人権感覚、今や「必須の教養」
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SNSなどで話題になった2015年の横浜モアーズの広告(横浜モアーズ提供) [写真番号:1039875]
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フットパウダー「パパの足」は、「フットケア=父親」というイメージを与えることから、「素足のTブレイク」に改名。ロングセラー商品だったため、インスタグラム上でアイデアを募って決定した(ラッシュジャパン提供) [写真番号:1039876]
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ドラァグクイーンの山田ホアニータさんを起用した2019年の広告(横浜モアーズ提供) [写真番号:1039881]