人工知能(AI)開発などを手掛けるログビルド(藤沢市)は7月から、現場監督ロボット「ログくん」と、仮想現実(VR)施工管理ソフト「ログウォーク」を全国の工務店向けに本格展開する。
先端技術を駆使して建築業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、「現場に行かない効率的な管理」で生産性の向上や深刻な人手不足の解消につなげる。
「ログくん」はカメラやマイクを搭載し、パソコンやスマートフォンからアプリを使って遠隔操作できる。
住宅建築の現場を移動して施工状況を映像で確認できるだけでなく、マイクとスピーカーを通じて職人と打ち合わせをしたり、撮影した写真に書き込みをして画面越しに作業指示を出したりと、現場監督の分身となって業務をこなす。