民間の発想、視点で藤沢駅北口のにぎわい創出に取り組む「藤沢駅周辺地区エリアマネジメント」が4月、市藤沢駅前広場条例の施行を受け、本格的な活動をスタートさせる。
ウィズコロナ、ポストコロナ時代を見据え、「湘南の玄関口」をどのように活性化させるのか。山田秀幸代表(フジサワ名店ビル社長)に聞いた。
-藤沢駅北口を対象にした広場条例が4月施行され、駅前デッキ上が「道路」から「広場」に変わる。
「活動方針として『つどう』『つなげる』『つたえる』の3点を掲げた。駅前の公共空間でイベント、オープンカフェなどを展開し、エリアマネジメント(エリマネ)の活動を核に人をつなげ、駅周辺から情報を収集、発信する」
-準備段階で取り組んだ社会実験の成果は。
「この1年間、コロナ禍の中でも開催可能なイベントを社会実験として試行してきた。感染拡大で大打撃を受けた市内飲食店の商品を販売する『テイクアウトパーク』は『3密』対策を徹底した上で開催した。5日間で1500食以上を販売する成果を上げ、これを契機に同様な取り組みが他地域にも広がった」
-ウィズコロナ、ポストコロナの観点からにぎわいをどう創出するのか。
どう生かす「湘南の玄関口」 藤沢駅周辺の賑わい創出が始動
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「道路」から「広場」に変わる藤沢駅北口のペデストリアンデッキ [写真番号:571116]
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にぎわい創出へ抱負を語る山田代表=藤沢市 [写真番号:571082]