
トイレにポスターを貼るだけで少額ながら収入を得ませんか─。
飲食店を対象としたそんな支援企画を、のぼり旗制作会社のトランプス(横浜市青葉区)が始める。
トイレ内を広告スペースとして活用し、広告料金の一定額を渡す仕組み「ハレルヤ」を開発。
苦境の飲食店に新たな収益源を提供するという試みだ。
「とにかく飲食店の力になりたい」
新企画の原動力は、井口正文代表取締役(50)の熱意だった。
のぼり旗のデザイン制作や通販事業を展開する同社の顧客は、8割以上が飲食店。新型コロナウイルスの感染拡大で減収が避けられない店舗が、少しでも定期収入を得られる方策を探していた。
魅力は「手軽さ」
トイレで広告収入 横浜の企業、コロナ苦境の飲食店を支援
広告が印刷されたトイレットペーパー [写真番号:496291]
ハレルヤのモニターとなった「炭火焼肉酒房 雷音たまプラーザ店」(トランプス提供) [写真番号:496292]