日産自動車(横浜市西区)は27日、国内などの主要市場へ投入する新車について、2030年代早期には全て電動車にすると発表した。
自動車各社が取り組む電動化の分野に経営資源を集中し、経営再建を加速させるとともに、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を目指す。
新車販売の主なマーケットとなる中国と米国、日本、欧州を対象とした。電気自動車(EV)の本格的な普及に欠かせないバッテリー技術の革新を急ぐほか、独自のハイブリッド技術「e─POWER(イーパワー)」のエネルギー効率向上などに注力する。
CO2実質ゼロ、50年までに
市場投入の新型車を全て電動車に 日産、30年代早期に
-
ガソリン車は発売せず、動力は日産独自のシステム「e─POWER(イーパワー)」のみとした新型「ノート」 [写真番号:492424]