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コロワイドの戦略(中)
コロナ時代の業態転換 大戸屋は「欠かせぬピース」

経済 | 神奈川新聞 | 2020年10月30日(金) 12:15

ワタミの新業態店「焼肉の和民」の店内。生産性向上や新型コロナ対策を目的に、回転ずしのように商品を届けるレーンを導入した=5日、東京都大田区

 外食大手コロワイド(横浜市西区)による定食チェーン大戸屋ホールディングス(HD、東京都)への敵対的な株式公開買い付け(TOB)が成立したのは、今年9月のことだった。コロワイドが昨年10月に大戸屋HDの筆頭株主になって以降、子会社化へ向けた交渉をスタートさせたが、図らずも、実現したのは新型コロナウイルスの感染拡大の時期に重なった。

 コロワイドの野尻公平社長は「コロナ時代に対応できる業態をつくっていかなければいけない。あるいはM&A(企業の合併・買収)でそういう業態を補強しなければいけない。大戸屋はコロワイドが持っていなかったピースを埋められる」と話す。

 業界4位の年商を誇るコロワイドの売上高は8割がレストラン事業、2割が居酒屋事業で構成されている。ただ、レストラン事業は焼き肉やステーキといった特化型が中心だ。

 一方、大戸屋HDは定食という総合型レストランで、コロワイドにはない業態だ。

 
 

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