１０月から段階的に始まる酒税法改正に伴い、ビール市場がにぎわいを見せている。税率が上がる「第三のビール」（新ジャンル）を買いだめする動きが広がった一方、関係者からは税率が下がるビールへの回帰を期待する声が上がる。新型コロナウイルス感染拡大で「家飲み需要」が高まっていることもあり、商戦は熱を帯びている。
「酒税法改正で注目が集まっている。ビール類全般の需要拡大を見込んでいます」
10・1酒税改正、ビール商戦に熱 「家飲み」も追い風
スーパーの売り場に積まれた第三のビール。９月は箱買いする消費者が急増した＝横浜市緑区のそうてつローゼン十日市場店（相鉄ローゼン提供） ［写真番号:361240］
「一番搾り 糖質ゼロ」の発売に向けて工場では生産が続いている（キリンビールＨＤ提供） ［写真番号:361241］
