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帆船「日本丸」が重要文化財に 県内は計294件

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年3月11日(土) 11:48

ボランティアらによって保存・公開されている帆船日本丸=横浜市西区
ボランティアらによって保存・公開されている帆船日本丸=横浜市西区

 国の文化審議会は10日、横浜港で保存・公開されている帆船「日本丸」など37件の美術工芸品を重要文化財に指定するよう松野博一文部科学相に答申した。深大寺(東京都調布市)にある飛鳥時代の銅造釈迦(しゃか)如来倚像(にょらいいぞう)など7件を国宝に指定することも求めた。

 近く答申通り指定され、美術工芸品の重文は1万686件(うち国宝885件)となる。県内の重文は294件。

 日本丸は船員養成のため1930年に建造された全長約97メートルの帆船。戦前の船は現存数が少なく、建造当初の姿をよく残している点でも貴重と評価された。

 また、文化審議会は同日、県内の6件を含む27都道府県226件の建造物を登録有形文化財にするよう答申した。近く告示され、計1万1263件になる。県内は219件。

 今回答申された県内分は、鎌倉市4件、秦野市と箱根町が各1件。

 「鎌倉市立御成小学校旧講堂」は、33年に建設され、鎌倉で唯一残る戦前の小学校の遺構。洋風建築と和風建築の要素がみられる。

 「鎌倉市吉屋信子記念館主屋」と「同門および塀」は、小説家吉屋信子の終(つい)の棲家(すみか)であり、建築家吉田五十八が移築・増築した。和風要素を巧みに取り入れ、調度品や門、塀も合わせて設計されている。

 「吉岡家住宅主屋」(鎌倉)は、ラジオやレコードを扱う「キング商会」の別館として30年に建築。戦前期の洋風建築の意匠や技術を伝える。

 「宇山商事店舗兼主屋」(秦野)は29年建築。木造2階建ての商家で、内部の壁を磨き漆喰(しっくい)にするなど、丁寧な仕上げが目を引く。

 「龍宮殿本館」(箱根)は、39年に廃業した浜名湖・弁天島のホテルを56年に移築し、旅館として営業した木造の建物。外観は平等院鳳凰堂を模している。

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