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小田、民生らとの化学変化楽しむ スキマスイッチが新アルバム発売

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年2月15日(水) 13:37

小田和正、奥田民生らが、スキマスイッチの新アルバムに参加した
小田和正、奥田民生らが、スキマスイッチの新アルバムに参加した

 男性デュオ「スキマスイッチ」の名曲を、小田和正、奥田民生、KANら全12組がプロデュースしたアルバム「re:Action」(リアクション)が15日に発売された。

 テーマは「リアレンジ」。自分たちの楽曲を他のアーティストがプロデュースすることによって、どんな化学変化が起こるだろうと期待し、「自分たちも予想のできないようなアルバムにしたかった」と鍵盤の常田真太郎は制作の始まりを語る。

 聴き手の背中をどんと押してくれる応援歌「全力少年」では、奥田が1人で作り出したギターやベースなどのアンサンブルに合わせて、ボーカルの大橋卓弥が熱唱。サビ部分では奥田がコーラス参加し、“民生色”に染め上げている。

 ラブソング「奏(かなで)」はスキマスイッチ自らがリアレンジ。オリジナルからテンポを変えた曲は、ドラムやストリングスの生演奏が取り入れられている。

 小田は、毎冬ホストを務める音楽番組「クリスマスの約束2006」に2人が出演した際に共作した幻の楽曲を元にメロディーと歌詞を書き下ろし、新曲「君のとなり」を完成させた。

 同曲は小田がピアノ演奏とコーラスも務め、ゲストボーカルに松たか子を迎えた。恋が愛へと深化し、知った安らぎを歌った穏やかな曲だ。

 アルバムには収録した13曲全てのライナーノーツが付いており、「君のとなり」について常田は「問題点をしっかりしていただく感じで、今まで2人だけでやってきた僕らはかなり新鮮で刺激的でした」と振り返った。

 小田は「自分を押しつけることなく最後までたどり着きたいという気持ちと、彼らの『全てお任せします』という狙いが錯綜(さくそう)しながら進んで行きましたが、イメージしていたような仕上がりになりました。聴いてくれる人たちが気に入ってくれればうれしいです」とコメント。

 大橋は「どのアーティストも、皆さんやっぱり自分たちのサウンドっていうのを持っているので、僕らの曲もその人が触ると、そのアーティストの曲みたいに変化していくのが興味深かったし、さすがだなぁと思いました」と話している。


 アルバム発売を記念した全国ツアー「スキマスイッチTOUR 2017“re:Action”」は4月30日に、愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールからスタート。5月30日は、東京・中野サンプラザ、6月20日には、東京・Zepp DiverCityなどで公演を展開。ステージには各会場1組ずつ、プロデューサーを務めた奥田らが出演することが決まっている。


スキマスイッチの新アルバム「re:Action」(通常盤)のジャケット
スキマスイッチの新アルバム「re:Action」(通常盤)のジャケット

 
 
 

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