7月7日の七夕を前に厚木市の指定文化財になっている古民家岸邸(同市上荻野)で七夕の飾り付けが始まった。展示は同10日まで。
五節句の一つである七夕の由来や風習を大事にしてもらおうと企画、今年で4回目。来館者は用意された短冊に思いや願いを書き、主屋の入り口に設置された大きなササ竹に飾り付けた。邸内には七夕の伝説や織り姫とひこ星の伝説などを記載した文書も展示している。
座間市から初めて訪れた男性(61)は「十数年ぶりに短冊に願い事を書いた。子どもが小さかったころを思い出して感慨深い」と話していた。
入館無料。期間中、7月4、5の両日は休館。