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パリから妻への手紙 開高健記念館で展示

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年6月27日(月) 11:49

1961年12月にパリから妻・牧羊子あてに送られた開高健のはがき=開高健記念館
1961年12月にパリから妻・牧羊子あてに送られた開高健のはがき=開高健記念館

 作家の開高健(1930~89年)がサイゴン(現ホーチミン)やパリなどから送った家族への愛情や心情のあふれる手紙を展示する企画展が、茅ケ崎市東海岸南の開高健記念館で開かれている。9月25日まで。

 展示されているのは妻で詩人の牧羊子と娘・道子さん(ともに故人)宛てに書かれた手紙やはがき7点を含む友人、先輩、作家らに送った書簡15点。このほか手紙にまつわる写真や資料など約60点もある。

 「わが愛する妻よ! わが悩みの娘よ!」のタイトルで始まるベトナム戦争中の1964年11月にサイゴンから届いた手紙では「余は元気である」で始まり、大砲の音が響き、催涙弾を浴びながらも「下痢もしない。風邪もひかない。食欲は旺盛」と安心させる言葉をつづっている。

 このほか61年のパリからのはがきには妻のために上品な皮のコートを買ったことを報告。代表作「夏の闇」を書くためにこもった新潟・銀山平の山小屋からは、お茶漬けやアジの干物などの品々を依頼する手紙をしたためている。

 毎週金・土・日曜日と祝日のみの開館で入館無料。問い合わせは、同記念館電話0467(87)0567。

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