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演技の権利懸け熱戦 江の島・大道芸コンテスト

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年6月4日(土) 02:00

2年前に開かれた大道芸コンテストの様子(藤沢市観光協会提供)
2年前に開かれた大道芸コンテストの様子(藤沢市観光協会提供)

 江の島(藤沢市)で大道芸を演じるのに欠かせない「ライセンス」をめぐる熱いバトルが4日、島内で開かれる。2年に1度の「大道芸コンテスト」で、成績優秀者にのみ市観光協会が交付。近年、大道芸人に人気の江の島で自由に演技できる権利をつかむため、8組が腕を競う。

 江の島で大道芸が行われているのは、頂上部の植物園「サムエル・コッキング苑」前の広場。3組前後のアマチュア芸人がほぼ毎日、入れ替わりでパフォーマンスを披露している。

 島全体が国際的な観光地のため、観客を集めやすい利点があり、演技後にもらえる「投げ銭」の額も魅力的だ。休日を中心に大道芸人たちにとって、人気のステージになっている。

 ただ、誰もが自由に立てる舞台ではない。同協会発行のライセンスの取得が義務付けられ、現在の取得者は計52組。同協会が芸人たちの希望日を聞き取り、使用時間を調整する仕組みになっている。

 この制度は、トラブルの未然防止を目的に2003年にスタート。同協会は「島は住民が暮らす生活の場。観光客の往来を妨げたり大音量の音楽で雰囲気を壊されたりしても困る」と説明する。

 新たにライセンスを入手する唯一の道が大道芸コンテストで、審査員が技術力や表現力、演技構成力などを基に採点。原則として50点満点のうち35点以上の芸人に交付される。

 今年は44組が応募、書類と動画の審査を経て8組が4日の本戦(コッキング苑ステージで正午から)に臨む。例年の傾向では、出場者の半数ほどがライセンス獲得に成功するという。

 大道芸の島・江の島へ-。同協会は「ライセンス取得者が年々増え、調整も難しくなっている。新たなステージの開設にも努めていきたい」としている。

 コンテストは4、5両日に行われる大道芸フェスティバルの一環で、フェスティバルでは歴代優勝者の演技が楽しめる。問い合わせは、市観光センター電話0466(22)4141。

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