横浜を拠点に活躍するアニメーションディレクター・伊藤有壱監督による短編アニメ「ハーバーテイル」の世界を紹介するイベントが6月4、5の両日、横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルで開かれる。入場無料。
ハーバーテイルは、横浜がモデルのYという港町を舞台に、主人公の赤いレンガが町の魅力を発見するストーリー。
ターミナル内のショップエリアで両日正午から午後5時の間に5回、アニメを上映。4日午後3時からは伊藤監督が登壇し、アニメの魅力などを紹介する。
ハーバーテイルに採用したコマ撮りとCGを組み合わせた「ネオクラフトアニメーション」という独自の技法を紹介するため、イメージ画をはじめ、粘土造形などの撮影素材やパペットも展示する。
主催は伊藤監督が代表を務めるアイトゥーン(同区太田町)。「大さん橋から横浜開港157周年をお祝いしたい」としている。大さん橋内のショップ「エクスポート」では6日まで、ハーバテイルグッズを取り扱う。