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骨格で学ぶ 海洋生物の特別展 油壺マリンパークで

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年5月6日(金) 02:00

特別展の会場で、海洋生物の骨を染色した透明標本=三浦市の京急油壺マリンパーク
特別展の会場で、海洋生物の骨を染色した透明標本=三浦市の京急油壺マリンパーク

 海洋生物の骨格をテーマにした特別展「スケルトン~骨格からみる海洋生物の多様性」が、京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)で開かれている。さまざまな生き物の骨を染色して体の構造を知ることができる透明標本や、骨格そのものの標本も数多く紹介している。

 透明標本の展示では、キアンコウは体の仕組みが分かるだけでなく、捕食した直後に水揚げされたためおなかにある未消化の小魚の骨まで観察できる。うろこが変化したハリセンボンのとげの生え方、背びれが変化したコバンザメの吸盤の構造がくっきりと見える。

 展示担当者は「骨格だからこそ分かる生き物の特徴や、透明標本された生き物の骨格の美しさを見てもらえれば」と話している。

 特別展の終了時期は未定。問い合わせはマリンパーク電話046(880)0152。

 
 

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