他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 辻仁成×SUGIZO シンパシー感じ共演

辻仁成×SUGIZO シンパシー感じ共演

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年8月30日(火) 10:47

ライブで初共演するSUGIZO(左)と辻仁成 =東京・渋谷のクラブクアトロ(タイタン提供)
ライブで初共演するSUGIZO(左)と辻仁成 =東京・渋谷のクラブクアトロ(タイタン提供)

 ロックバンド「LUNA SEA」「X JAPAN」のギタリストで、バイオリニストとしても活躍するSUGIZO(47)=秦野市出身=が、歌手で作家の辻仁成(56)が東京・渋谷で開いたライブのアンコールにサプライズ出演した。

 2人の出会いは2014年。SUGIZOのバイオリンが好きだった辻が、自身の芥川賞受賞作品「海峡の光」(1996年)を中村獅童主演で舞台化する際、音楽制作を依頼した。昨夏には、辻が監督をした映画(2017年公開予定)にSUGIZOが出演し、音楽を担当するなど交流を深めている。

 公演は、辻がバンド「THE JINSEIZ」を率いて行った東名阪ツアーの最終日(6日)で、未発表の新曲のほか、ロックバンド「ECHOES」の「ZOO」など幅広く披露。「何か特別な企画を」と考えた辻がSUGIZOに「出てくれたら…」とメールをしたところ、「もちろんです」と快諾し実現した。

 「シンパシーを感じている」と話す両者。空気を切り裂くようなSUGIZOのバイオリンの音に合わせて、辻が「ガラスの天井」を歌い始めると、見えないうねりのようなものが生まれ、その力に圧倒された会場からは、どよめきが起きた。

 中盤では、辻とSUGIZOが向かい合い、互いにアコースティックギターで“会話”をする場面もあり、客席は大盛り上がりに。ライブでの初共演を無事に終えた2人は、舞台上で抱き合い、笑顔を見せた。

 SUGIZOは「辻さんの言葉の力がすごかった」と感嘆した様子。辻は「ユニットを組みたい」と再共演に意欲を見せていた。

 
 

SUGIZOに関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング