思い思いの芸術作品を誰もが自由に出展できる公募展「湘南vividアート展」が27日から、藤沢市藤沢の「蔵まえギャラリー」で開かれる。同ギャラリーは築87年の米店を改装したもので、風情ある和のたたずまいと作品の調和が楽しめる。5月6日まで。
芸術家らで構成する団体「アートウェーブ」の主催。障害の有無やプロ・アマチュア、年齢、性別、国籍などで出展者を区別せず、そうした垣根を乗り越えた自由なアート空間を創出するため企画された。
1年半ぶり、3回目の開催となる今回は、小学生から80代までの130人が1点ずつ出展。絵画を中心に版画や陶芸、写真、書など多ジャンルの作品が、土蔵や土間、和室などにずらりと並べられている。
30日午前11時には同展の趣旨に賛同した音楽家の演奏会も開かれ、美術と音楽の融合も試みられる。出展作家による似顔絵制作や作品販売も期間中に随時行う。
入場無料。午前11時から午後6時まで。問い合わせは、同ギャラリー電話0466(25)9909。