「南区桜まつり」が3日、横浜市南区宿町の蒔田公園で行われた。2月上旬の区庁舎移転に伴い、会場を従来の南センター(同区南太田2丁目)から変更。大岡川プロムナード沿いのぼんぼり設置区間も弘明寺商店街-清水橋間の約2キロから、同市中区との境である白金橋までの約3・5キロに延長。同区の福富町西公園などで開催の「大岡川桜まつり」に合わせ、桜並木にかかるぼんぼりで2会場を結んだ。
南区桜まつりは自治会などでつくる実行委員会の主催で26回目。会場には模擬店34店舗が並び、市立横浜商業高校の生徒によるバトントワリング、住民による和太鼓演奏なども披露された。今年は両区のまつり会場を回遊する親子連れやカップルの姿が目立った。
相模原市南区から訪れた男性(68)は、妻(64)と川沿いの桜を満喫し、「ぼんぼり区間が延長されると、道が混雑せず、歩きやすい。花も見応えがあります」と、うれしそうに話していた。
プロムナードでは10日まで、ぼんぼりの点灯も行っている。点灯時間は午後6~10時(月~木曜は同9時まで)。