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フルート奏者磯子の吉川さん 都内で記念無料公演 21日
優しい音 50万人に 妊婦向け演奏会30年

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年4月2日(土) 15:33

30周年記念マタニティーコンサートを開く吉川さん=横浜市中区
30周年記念マタニティーコンサートを開く吉川さん=横浜市中区

30周年記念マタニティーコンサートを開く吉川さん=横浜市中区
30周年記念マタニティーコンサートを開く吉川さん=横浜市中区

 横浜市磯子区在住のフルート奏者、吉川久子さんが開くマタニティーコンサートが30年を迎えた。50万人を超える妊婦や育児中の母親らに優しい音色を届けてきた。かつては妊婦だけだった客席も、今では夫や親も一緒に聞き入る。21日には記念コンサートを東京・明治神宮で開く。

 「観客だった妊婦さんがしばらくして、生まれた子どもを街中で紹介してくれることもあった。人との出会いが続けられた活力」という。

 最初のコンサートは1986年春、都内の公会堂で開いた。依頼を受け、妊婦向けの医師による講演会の合間に演奏。好評だったため、翌年度からは年間50回以上になった。マタニティーコンサートの認知度も徐々に高まり、活動の大きな後押しになった。

 クラシックの名曲、子守歌や叙情歌のほか、自作曲も演奏。童謡「七つの子」は子どもが無事に7歳を迎えた親の喜びを表したといった、作曲家の逸話や曲の由来なども語る。

 東日本大震災の被災地で慈善演奏会を催し、フルートの音色に涙する被災者を見た。「命や生を実感できる音楽の力を再確認した」。最近では少子化や共働きが増え、演奏回数は減ったが、客席に夫や両親の姿も多くなったと喜ぶ。

 明治神宮での記念コンサートに向けて、「新しい命の誕生をともに喜び、応援していく輪を広げたい」と来場を呼び掛ける。

 要予約で先着300人を無料招待。開演は午後1時半。問い合わせは実行委員会事務局電話03(5428)0838。9月3日には鎌倉・建長寺でも開催する予定。

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