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和服でトモダチ作戦 米軍支援に感謝、着付け企画  有志で5年、人気 横須賀

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年3月31日(木) 02:00

米軍家族の子どもたちに着付けをするイベント。会場では被災地への募金も行われた=市総合福祉会館
米軍家族の子どもたちに着付けをするイベント。会場では被災地への募金も行われた=市総合福祉会館

 東日本大震災の被災地支援を続ける米軍家族らに感謝を伝えようと、有志のボランティアが始めた着付けの企画が、スタートから5年を超えた。一日のイベントに100組以上の申し込みが殺到するなど人気を博しており、被災地への思いを一つに横須賀基地外での日米交流が続いている。

 30日の着付け企画は市総合福祉会館(横須賀市本町)で、米海軍横須賀基地の米軍家族のボランティアグループ「ヘルピングハンズ」のメンバーや活動に賛同する人たちを招いて行われた。同グループの活動に共感する美容師の兼俵伸枝さん(80)ら9人のボランティアが、米軍家族の子どもたちの和装を手伝うなど、日本文化を楽しんでもらった。

 米海軍基地では、ヘルピングハンズをはじめ、多くの米軍家族が被災地支援に関わっている。宮城県石巻市の保育園に米やおむつなどを送り、仮設住宅にも訪れるなど、被災者家族との交流も続いている。

 米軍人の夫を持つソーニャ・マッククレーランドさん(48)は、日米ボランティアの橋渡し役として尽力。ソーニャさんは2005年に米国南東部を襲った大型ハリケーンで、多くの友人が家屋を失ったのを記憶している。

 「今も友人の心は傷付いている。犠牲者が出た災害を忘れないことの大切さは福島でも同じだと思う。人種は関係ない。親切にしてくれる日本を愛しているから続けられる」

 こうした思いに感謝を込め、兼俵さんらは震災後の11年から着付けイベントを始めた。ボランティアも当初の4~5人から倍以上に増え、「これは私のライフワーク。できる限り続けたい」と兼俵さん。主婦(65)は「間接的な取り組みだけれど、私たちは私たちで福島を忘れることはない」と話していた。

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