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組み木、秘密箱…技術や伝統楽しんで からくり箱アイデア募集 小田原

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年3月26日(土) 02:00

【写真左】消火器の使い方が箱を開けるヒントになっている入選作品(小田原・箱根「からくりパズル」を広める会提供)【写真右】開けるときに必ず100円玉が必要になるATM形の貯金箱 
【写真左】消火器の使い方が箱を開けるヒントになっている入選作品(小田原・箱根「からくりパズル」を広める会提供)【写真右】開けるときに必ず100円玉が必要になるATM形の貯金箱 

 仕掛けを解いて楽しむ「からくりパズル」の新たなアイデアを、その普及に取り組む団体「小田原・箱根『からくりパズル』を広める会」が募集している。入選したアイデアは職人が実際に商品化、入選者にプレゼントする。

 同会によると、小田原・箱根地域では江戸時代から、仕掛けを解除して箱を開ける「秘密箱」や、立体パズルの「組み木」などが土産物として制作されてきた。「からくりパズル」はその技術や伝統を受け継いでいる。同会では2008年から実際にパズルを制作してもらうイベントを開催。さらに09年から、アイデアの募集も始めた。

 募集のテーマは(1)自由な形のからくり箱(2)貯金箱なからくり箱-の二つ。書類審査や職人との面談を経て、入選作品を決定。制作期間を経て、9月に小田原市内で表彰式を行う予定。

 前回は二つのテーマに全国から400近い応募があり、消火器形や現金自動預払機(ATM)形など6作品が入選した。

 応募用紙にイメージ図と仕掛けの説明などを書き、〒250-0055、小田原市久野3764の9、からくり企画内の同会事務局まで郵送する。応募用紙は市内の公共施設などで入手できる。

 締め切りは3月31日。問い合わせは、同会事務局電話0465(32)3631。

 
 

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