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彫刻16作品、厚木市に 芸術家団体が寄贈

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年2月18日(木) 02:00

寄贈作品の一つ、肱元代表の「空へ」(厚木市提供)
寄贈作品の一つ、肱元代表の「空へ」(厚木市提供)

 厚木市内で活動する彫刻家からなる「あつぎ素敵美術館をつくる会」(13人、肱元伸代表)は17日、2013年度より市の市民協働提案事業として同市温水のぼうさいの丘公園に設置した彫刻作品など16体を寄贈すると発表した。

 同会は12年5月に発足。美術館を持たない市において、「市民に芸術を身近に感じてもらおう」と公共スペースを活用して会員の作品を設置、野外展やワークショップなどの活動を実施してきた。

 3年間の協働事業期間が今年3月末で終了するが、展示会に訪れた市民らから継続設置を求める声が多くあり、寄贈を申し出たという。

 作品は、同公園に設置されている10作品のうち1作品を差し替えて寄贈される。新たに文化会館(同市恩名)に3作品、アミューあつぎ(同市中町)に2作品、市庁舎駐車場(同市中町)に1作品を3月末までに設置する予定。

 また、昨秋開催された野外彫刻造形展の会場で撮影された写真コンクールの作品展などの関連イベントが、2月18~23日にアミューあつぎで行われる。入場無料。

 肱元代表(47)は「3年間の取り組みの成果として作品をそのまま残すことにした。今後も活動は続け、文化芸術活動の普及に貢献していきたい」と話している。

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