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コアラモード.〈14〉横浜ヨコハマと対談 「路上かストリートか」

カルチャー | 神奈川新聞 | 2016年1月28日(木) 12:22

横浜出身デュオ、コアラモード.(左男女2人)と、横浜ご当地芸人の横浜ヨコハマ
横浜出身デュオ、コアラモード.(左男女2人)と、横浜ご当地芸人の横浜ヨコハマ



 こんにちは。横浜出身の音楽ユニット、コアラモード.で鍵盤を中心にドラムやベースなどを担当している小幡康裕と申します。新春企画で、横浜出身のお笑い芸人「横浜ヨコハマ」さんをお迎えし、対談を行わせていただいた前回は、ストリートでライブをする者同士、苦労話などで盛り上がりました。今回は「路上から横浜、そして全国に飛び出していこう!」と決起集会のような雰囲気となりました。

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小幡)いつからストリートに立ち始めたんですか?

新村)ストリート!って響きがかっこいいですね。オレら、路上って言っていますからね。立ち始めたのは2013年8月からで、それ以前はまだ横浜ヨコハマって名前じゃなかったんです。「オレたち(この先)どうしようか」って悩んでいたとき、事務所の関根勤さんが「横浜ヨコハマ」と命名して下さったんです。それで改名とともに、自分たちのホームを作ろうってことで地元で路上ライブを始めたんです。


あんにゅ)私たちと同じですね。私たちも2人になって、「ライブをしよう!」と思ったとき、「まず、ホームを作ろう」とストリートに目が向いたので。私たちもストリートを始めた時は、「コアラモード」で「.」はありませんでした。インディーズシングルを発売するちょっと前に、出雲阿国さんに「画数を15か17にした方がいい」と言われて、「.」を加えたんです。横浜ヨコハマさんたちは、ネタの中にも横浜のことが盛り込まれていて、すごい面白いですよね。勉強なさっているんだなぁと驚きました。



新村)オレ、中3のときにゆずさんを路上に観に行っていたんです。「夏色」を出すか出さないかのころで。

小幡・あんにゅ)すごい!!!

新村)そのときから、路上という場所に憧れがありました。オレら中2から一緒で、別々の高校に行ってからも、こいつの家に毎日行って、壁に向かってネタ合わせとかして。下北沢で修行をして、コンビ歴は18年。路上でやることが頭に浮かんだとき、30歳だったんです。30歳で路上って恥ずかしいなと思ったけど、大学のとき同じサークルだった子が、たまたま買い物に来ていて、「がんばってね」と声をかけられたりして。ライブハウスとは違う出会いがあって、うれしいですね。


小幡)地元って特別感がありますよね。僕ら地元のことを歌った「メモリーズ」っていう曲があって、やっぱり特別な曲ですから。一緒にできたらいいですよね。

新村)「メモリーズ」。1番好きな曲です。ぜひ一緒にできたらいいですね! モー兄(にい)、モー姉(ねえ)、いつでも呼んで下さい。前説やりますよ。



あんにゅ)楽しそうですね。ネタはどちらが考えるんですか?

新村)相方です。オレもだじゃれを考えては、ラインで送るんです。採用されると、「あ、採用された!」ってうれしくて。ラジオとかにネタを送る、はがき職人の心境が分かります。

あんにゅ)私たちと似ていますね。

小幡)サッカーで言うと、僕はトップ下。表現をするのは、あんにゅだから。決定権はほぼあんにゅに・・・。

あんにゅ)言わないこともあるんですけどね。

新村)プロですね。うちは100対0ですよ。
 
上仲)いや、99対1でしょう。
 
新村)え。1もらえていたんだ!!


あんにゅ)お2人はプライベートも一緒ですか?

新村)オレら中2からずっと一緒ですけど、1度も遊んだことはないですね。

あんにゅ)遊びたいですか?

新村)別に遊びたくないですね。いつ遊ぶんだろう。解散するとき?!!

あんにゅ)私たちも休日は連絡をしないですね。ようやくできた自由な時間に会いたくないですから・・・。



新村)本音が出ましたね。

小幡)笑。

あんにゅ)4人で一緒のステージが決まったら、私たちも、(横浜ヨコハマの定番ネタ)「スガ シカオさんとまりもっこり」みたいな〝つかみ〟を考えないと。


上仲)誰に似ているって言われます?

小幡)誰とも言われない・・・。あ、チェ・ホンマンとか。

あんにゅ)大福かな・・・。

新村)2人ともオチですね。あんにゅと、チェ・ホンマンです!とか。コンビ名を連呼するとか。

小幡)もし、笑いが起きなかったら、鍵盤ミスりますよ・・・。もうすぐデビュー1年目なんですけど、キャラがぶれ始めていますね・・・。

あんにゅ)コアラ、コアラ、コアラモード.です!って笑わずに言うの難しそう。

新村)将来はどうなりたいの?

上仲)何?!いきなり面接みたいな。

新村)展望は?(わざとはすにかまえて質問する)

小幡)大きな目標は、横浜アリーナでライブをすることですね。横浜ヨコハマさんたちは?


新村)規模が違うよなぁ。オレら関内ホールで、しかも小ホールでライブできたらいいなぁって思っているのに。2016年はストリート以外のレギュラーが欲しいよね。横浜で圧倒的な知名度を築くことかな。そのために、ご当地ビール、ご当地アイドルとか、いま一緒にがんばっている、ご当地系のつながりを増やしたいですね。モー姉は?

あんにゅ)もっとたくさん地元の人に、そして地元から全国に私たちの音楽を届けたいですね。2月にデビュー1年の節目もありますし、一つ一つの仕事を丁寧にこなしながら、生活も仕事もしていきたいです。

上仲)僕ら、市議会の議長室でネタを披露して、「横浜ご当地芸人」と掲げることを許していただいたので、「ご当地芸人」として、横浜にある18区を1区1区まわって、駅や公民館とかでライブをしたいです。2016年の目標ですね。

横浜ヨコハマプロフィル
上仲誠彦(かみなか・まさひこ)、新村晋(にいむら・すすむ)の2人で2006年2月にコンビを結成。所属事務所の先輩である関根勤から、出身地にちなんだ名前にと「横浜ヨコハマ」と命名され改名。活動拠点を横浜に活動し、現在「ゆず」が路上の聖地、伊勢佐木町にて月に2~3回路上ライブを行っている。

 
 

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