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川崎の「劇団飛行船」創立50年 観客累計4千万人 親子3代のファンも

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年1月11日(水) 12:39

「シンドバッドの不思議な冒険」の稽古をする俳優たち=川崎市多摩区東三田の総合スタジオ
「シンドバッドの不思議な冒険」の稽古をする俳優たち=川崎市多摩区東三田の総合スタジオ

 俳優が着ぐるみ姿で演じるマスクプレー・ミュージカル公演を続ける劇団飛行船(本社・川崎市多摩区登戸、大場隆志代表取締役)の創立から半世紀が過ぎた。この間、観客動員は累計4千万人を超えた。最近は中国、台湾など海外でも人気が高まる。51年目を迎えアニメや最新技術を活用した舞台に挑戦する。
 
 飛行船は1966年創立。初作品「3びきのこぶた」をはじめ名作をミュージカルに仕立て、「幼い胸に美しい夢と感動を」をモットーに児童演劇活動を開始した。87年には教育・文化・福祉事業を支援する第11回山路ふみ子文化賞を受賞している。

 50年の歴史を刻み多くのファンをつかんだ。「小さいころに舞台を観賞した親が子どもや孫を連れ、3代で訪れる。なつかしい、ありがとうと声を掛けられると勇気が出てうれしい」と劇団の企画部長中條靖浩さん(37)は話す。

 「ピーターパン」「赤ずきん」「シンドバッドの不思議な冒険」「ピノッキオ」など多彩な公演を関東中心に全国で展開し、77年からは香港、ニューヨーク、モスクワなど海外の舞台に進出。最近は中国、台湾、韓国、タイなどアジア地域での公演が増えた。

 あらかじめ録音された音楽や音声に合わせて俳優が演技するため、多言語の公演に比較的容易に対応できるのだという。

 現在の劇団社員は約30人。さらに舞台に立つ20~60代の俳優、監督、演出家ら約100人が加わりグループ分けしてツアーを組む。3作品を上演する日も多く、年間では国内約450公演、海外約180公演の合計約630公演を行う。海外へは4トントラック1台分の着ぐるみ、大道具、照明などを船で運ぶ。

 最近はアニメ「ちびまる子ちゃん」を題材にしたミュージカルも好評。「50年の蓄積を生かし最新技術を導入した新しい演出も取り入れたい」(中條さん)という。

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