神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜(かな)ガーデン」(平塚市寺田縄)で色とりどりのチューリップが咲いている。球根を低温処理し、冬を越えて春が来たと思わせて開花時期をずらした。秋空の日差しを受けた黄色や紫色の花が来場者たちを楽しませている。
「園内の花が寂しくなる秋の時期に彩りを」と、昨年に続いて企画し、16品種、約1万3千株が植えられている。暖かい日が続いていたため、「早めに満開になり、きれいな花が楽しめるのは、この連休中ぐらいまで」と同園。
黄色や紫、ピンクなどの花が並び、華やかな雰囲気の中、女性グループが「この季節に見られるなんてね」などと話しながら、スマートフォンで写真を撮影していた。
11月は無休で、開園時間は午前9時から午後4時まで。入園料は大人520円、小中学生200円など。問い合わせは同園電話0463(73)6170。