
日韓国交正常化50周年を記念し、日韓をはじめ欧米各国で活躍する女性現代美術家50人の作品を集めた美術展「アートの断面-A Cross Section of Art」が、横浜市中区のBankART Studio NYKで開かれている。25日まで。入場無料。
ヨコハマ・インターナショナル・ウィメンズ・アート・プロジェクトと韓国・国際女性美術交流協会の主催。立体、平面、映像、インスタレーションなど約100点を展示している。
身体をテーマにした作品を出品した勝又豊子さんは「みんな個性が強い作品だが、(元倉庫という)この空間にうまくマッチした。海外作家との交流も深まった」と話した。
日本人作家では、難民をテーマに紙で表現した相模原在住の上條陽子さん、海のイメージを木工にした大磯在住の住谷美知江さん、時間を意識した作品にトレーシングペーパーなどで取り組む堂免和実さんなど、創造性豊かな作品が並ぶ。
韓国作家では鮮やかな色使いの絵画や陶磁器など、実力派の作品を紹介。現代美術の多様な表現を楽しむことができる。
問い合わせはアトリエ・Kアートスペース代表の中村きょう子さん電話045(651)9037。