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巨匠伝える日本文化 砂子の里資料館、開館15年目で記念展

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年11月12日(木) 03:00

開館15年目の記念の浮世絵展「幕末を飾った絵師たち」=川崎・砂子の里資料館
開館15年目の記念の浮世絵展「幕末を飾った絵師たち」=川崎・砂子の里資料館

 旧東海道川崎宿で浮世絵文化を伝える川崎・砂子の里資料館(川崎区)は開館15年目を迎え、葛飾北斎や歌川(安藤)広重など巨匠の作品を集めた記念展「幕末を飾った絵師たち」を21日まで開催。斎藤文夫館長は「東京オリンピックを控え、日本文化の向上発展に努めたい」と話している。

 2001年11月、気軽に足を運んでもらえるようにと入場無料でオープン。斎藤館長が約50年間に集めた浮世絵約4千点のうち、ほぼ毎月、テーマを決めて専門家が展示を入れ替えている。所蔵品は川崎・横浜や県内の風景画などのほか、開港当時の横浜絵、初期から黄金期・幕末までの美人画・役者絵、歴史絵・風景画など多彩。

 今回の展示では、北斎や広重が描いた江の島や箱根の風景画や戯画、歌川国芳が日蓮の人生を描いた10枚の作品、歌川国貞(豊国)の歴史画など63点を展示。訪れた人も色彩の鮮やかな貴重な作品に見入っていた。日曜休館。

 同館長のコレクションは14日から12月23日まで、横須賀美術館でも展示される。

 
 

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