1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 太宰の小説を舞台に 森山未來、10日から本牧の映画館跡地で

太宰の小説を舞台に 森山未來、10日から本牧の映画館跡地で

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年10月4日(日) 03:00

俳優の森山未來(中央)が舞台「JUDAS,CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治『駈込み訴え』より~」を、旧マイカル本牧映画館跡地を活用した「HONMOKU AREA-2」で10日から行う
俳優の森山未來(中央)が舞台「JUDAS,CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治『駈込み訴え』より~」を、旧マイカル本牧映画館跡地を活用した「HONMOKU AREA-2」で10日から行う

 俳優の森山未來(31)が出演する舞台「JUDAS,CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治『駈込み訴え』より~」が10日から、旧マイカル本牧映画館跡地を活用した「HONMOKU AREA-2」(横浜市中区)で始まる。映画館のイスやスクリーンを取っ払った独特の空間での演出。企画、共同制作も務める森山は2日、横浜にぎわい座(同区)で会見し「生の人間が目の前で動いているけれど、1枚レイヤーがかかっているような、ひずみを感じるものを見せたい」と意気込んだ。

 上演する舞台は太宰治の短編小説「駈け込み訴え」を元に制作した。中高生時代に作品と出合った森山は「愛や憎しみという感情は表裏一体と感じさせられた」と振り返り、「20代のころから舞台化できないか考えていた」と思い入れの深さを口にした。

 森山は文化庁から任命を受け、2013年10月から14年10月まで文化交流使としてイスラエルに滞在。ダンスカンパニー「インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック」などを拠点にダンスを学んだ。

 14年9月、イスラエルで「駈け込み訴え」を土台にしたパフォーマンス作品を初上演。今夏には、創建100年を迎え重要文化財に指定された歌舞伎劇場「内子座」(愛媛県内子町)で再演し、1500人を集めた。

 今回の舞台は、横浜で3年に1度開かれる「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015」の特別プログラム。森山は「僕は出身が神戸なので、横浜に来ると(神戸と)雰囲気が似ていてほっとします。舞台を行う本牧は進駐軍の施設もあった場所で、町にはその臭いが残っている。この土地に来たからこそ感じられたものを盛り込みたい」と言う。

 13年に舞台「100万回生きたねこ」で出会い、イスラエルのプレミア上演からタッグを組むアーティスト、エラ・ホチルドも出演。森山は「日本人とイスラエル人、男と女と違う文化を持っているけれど、だからこそ通じ合えるものがあって。セッションを重ねていくことは刺激的」と熱っぽく語った。音楽は新たに蓮沼執太を迎え、別世界を生み出していく。舞台は12日まで(全4回)。



旬刊に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング