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障害児ら「第九」原語で 神奈川フィルと共演

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年9月16日(水) 03:00

 障害のある人たちがベートーベン「第九」の合唱に原語(ドイツ語)で挑戦する「しあわせを呼ぶコンサート」が16日、川崎市宮前区の宮前市民館大ホールで開かれる。同区主催の16回目で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が初めて共演する。入場無料。

 障害の有無にかかわらず理解を深めながら皆でつくり上げるステージでは、区内14の障害者施設や作業所に通う約200人が出演。プロのソプラノ、テノール歌手らとともに第九(交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」より)を合唱する。

 コンサートは、障害者施設に通う男性の「幼いころに感動したベートーベンの第九を原語で歌いたい」との思いに区内在住の音楽家らが賛同したのがきっかけ。音楽家が施設を回って合唱指導を重ね、施設では作業中に曲を流してメロディーや歌詞を覚えてきた。

 当日は第九のほか、お笑いコンビ・クマムシの「あったかいんだからぁ」やアイドルグループAKB48の「ヘビーローテーション」も合唱。神奈川フィルもベートーベンの歌曲「アデライーデ」やシューベルトの歌曲「夜と夢」などを演奏する。午後1時半~3時半。観覧は先着800人。問い合わせは、同区地域振興課電話044(856)3134。

 
 

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