秦野市立図書館(同市平沢)で26日から10月24日まで、東海大学の教授らを講師に招いた「市民大学」が開講される。
用意されている講座は二つ。同大文学部歴史学科の星野尚文准教授は、「幕末維新の動乱と長州藩」と題し、現在放映中のNHK大河ドラマで注目が高まっている吉田松陰とその弟子たちに焦点を当てて講義する。9月26日、10月3日、17日の全3回(午後1時半~同3時)で、受講料は600円。
同学部日本文学科の志水義夫教授は「万葉集の世界」と題して、宮中に仕えていた「大宮人の日々」を論じる。9月26日、10月3、10、17、24日の全5回(午後3時10分~同4時40分)で、受講料は千円。
市立図書館は「こういった機会をきっかけに、専門的な内容に興味を持ってもらい、図書館資料にも親しんでもらいたい」と話している。
対象は市内在住・在勤・在学の高校生以上。申し込み・問い合わせは、同図書館電話0463(81)7012。