戦後70年とアウシュビッツ強制収容所の解放70年に合わせ、「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女、アンネ・フランク(1929-45)の生涯を、県立地球市民かながわプラザ(横浜市栄区)がパネルで紹介している。30日まで。
ユダヤ人として生誕してから、オランダの隠れ家で迫害を耐え忍び、ドイツの強制収容所で病死するまでの15年をたどる。当時の写真や日記の抜粋が添えられた。
戸塚区に住む女性(41)は「収容所に大勢の女性が閉じ込められている写真に胸が締め付けられた。改めて平和を考えるきっかけになった」と話した。
問い合わせは、同館電話045(896)2121。