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お馬さまに罪や厄災託し 本牧神社の伝統神事

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年8月3日(月) 03:00

茅で編まれた「お馬様」6体に、氏子らの厄災、罪や汚れをが託されて海上で流された=本牧沖
茅で編まれた「お馬様」6体に、氏子らの厄災、罪や汚れをが託されて海上で流された=本牧沖

 カヤで編んだ人形を海に流し、無病息災を祈る本牧神社(横浜市中区)の「お馬流し」が2日、本牧沖の海上で行われた。

 県指定無形民俗文化財のお馬流しは、1566(永禄9)年から続き、ことしで450回目を迎えた伝統神事。頭が馬、体が亀の甲羅の形をした体長約1メートルの「お馬さま」6体は、同神社でおはらいを受けた後、氏子らの罪や汚れ、厄災などを吸い寄せるべく本牧地区を回った。

 舞台を本牧漁港に移し、木造祭礼船2隻に載せられた「お馬さま」は大勢の市民らに見守られ、沖合で一斉に海に流された。

 
 

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