水槽の長さでギネス記録にもかつて認定された「世界一大きい金魚すくい」が2日、藤沢駅北口の商店街で開かれた。歩行者天国にした道路中央に63メートルの水槽が設置され、水槽周辺は人波であふれた。
藤沢銀座土曜会の主催。真夏の商店街イベントとして定着させようと、1999年に始まった。同年に水槽の長さ50・4メートルでギネス認定を受け、2002年には100・8メートルまで伸ばして記録を更新した。
近年は水槽の長さを63メートルにして開催。金魚3万匹のほか、メダカ5千匹、ドジョウ千匹も放された。
2分間で数を競う「選手権」も実施。金魚をすくう専用の道具「ポイ」を手にした選手らが集中力を研ぎ澄ませて水槽と向き合い、狙いを定めた金魚を追い掛けては一喜一憂していた。