
京浜急行電鉄は28日、外国人観光客向けガイドブック「ミシュラン・グリーンガイドジャポン」で紹介された三浦半島をPRするラッピングバスの運行を始めた。日本ミシュランタイヤの協力により実現したもので、羽田空港と東京駅を1日3~4往復する。この日は、出発を記念したセレモニーやPRイベントを同空港で実施した。
ガイドは仏ミシュランが発行。2013年の改訂第3版では京急沿線の三浦半島と城ケ島(三浦市)が「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する二つ星に、観音崎(横須賀市)、葉山マリーナとその周辺(葉山町)が「興味深い」を意味する一つ星で、初めて紹介された。「ミシュラン・グリーンライナー」と名付けたバスには、これらの風景とミシュランのキャラクター「ミシュランマン」がデザインされている。運行期間は約1年間。
出発セレモニーには京急の原田一之社長や日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長、横須賀市の吉田雄人市長、三浦市の吉田英男市長、葉山町の山梨崇仁町長らが出席。原田社長は「多くの方々にバスを見ていただき三浦半島を旅行し、その素晴らしさを実感していただけたら」とあいさつした。