映画の登場人物になりきる「映画仮装パレード」が10日、JR大船駅東口で初めて行われた。恒例の「大船まつり」の一環で、寅さんやダース・ベイダー、マリリン・モンローとジャンルを超えた“名優”がそろい、大船のまちを彩った。
仮装パレードは、かつて松竹大船撮影所があり「男はつらいよ」シリーズをはじめ数々の名作を生み出した「映画のまち」の活気を取り戻そうと、市民有志が企画した。
「男はつらいよ」シリーズのレギュラーだった佐藤蛾次郎さんや、名脇役として知られる俳優高橋長英さんのほか、鎌倉市内外から約180人が参加、駅前の目抜き通りや商店街約1.5キロを練り歩いた。沿道には大勢の見物客が詰め掛け、出演者へ手を振ったり、写真を撮ったりしてパレードを盛り上げていた。
大船まつりは、地元の町内会や商店などでつくる実行委員会が主催し今年で12回目。