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筋ジス詩人遺作を歌曲に 31日に川崎で公演

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年5月2日(土) 03:00

学生時代、パソコンに向かう鈴木信夫さん(遺族提供)
学生時代、パソコンに向かう鈴木信夫さん(遺族提供)

 筋ジストロフィーと闘いながら、命の大切さを詩に託して伝えてきた鈴木信夫さん。2011年5月2日に40歳で亡くなったが、残された詩を若手作曲家らが歌曲に仕立てた。31日に麻生市民館(川崎市麻生区)で行われるコンサートで初披露される。

 鈴木さんは人工呼吸器をつけ寝たきりの生活になっても、わずかに動く指先を使って詩作に励んできた。その詩はつらい境遇でも生きる希望に満ちた温かいものがほとんど。詩集やエッセー集も出版し、「こころのごちそう」(12年、神奈川新聞社刊)は遺作となった。

 これまでにも、こんのひとみさんなど多様なジャンルのミュージシャンが、鈴木さんの詩に曲をつけて歌ってきた。今回、作曲に当たったのは河田理奈さんらクラシック界で活躍中の若手作曲家5人。生きる意味を見失い悩む人へのメッセージが込められた「きっと大丈夫」など7作をピアノ伴奏の歌曲に仕上げた。コンサートでは藤原歌劇団準団員のソプラノ歌手、西田玲子さんらが歌う。

 信夫さんの母、富美江さん=横浜市青葉区=は「5人の豊かな才能とそれぞれの個性で、信夫の詩が柔らかく、優しく、重厚に、そして軽やかに表現された」と喜んでいる。

 「初夏によせるさわやかコンサート」(新百合ファミリーコンサート主催)は、午後1時半開演。入場料は一般1500円、高校生以下600円。チケットの申し込み、問い合わせは主催者電話03(3981)6052。また5組10人を招待する。申し込みは10日までに、鈴木さんへファクス045(974)4619。

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