食と音楽をテーマに、アジアの多彩な文化に触れられる二つの催しが25、26の両日、川崎駅周辺で開かれる。同駅東口の商店街に各国料理を扱う屋台約30店が並び、計8カ所の特設ステージで歌や民族舞踊などが披露される。
多文化共生を掲げる川崎ならではの行事として定着。両イベントの相乗効果もあり、昨年は約4万5千人の来場者でにぎわった。
「かわさきアジアンフェスタ」と銘打ったグルメイベントは、今年で10年目。東口の仲見世通、いさご通りに屋台村がオープンし、中韓やインド、ベトナム、トルコなど7カ国のグルメと、沖縄料理の食べ歩きを楽しめる。
11年目を迎えた「音楽のまち・かわさきアジア交流音楽祭」には、2日間で約80組のアーティストが出演。同駅東口駅前広場やラ・チッタデッラ中央噴水広場などで、約10カ国の音楽を無料で鑑賞できる。
「フェスタ」は午前11時~午後6時(いさご通りは午後5時終了)。問い合わせは、市商業観光課電話044(200)2356。「交流音楽祭」は正午~午後5時。詳しい出演スケジュールは、実行委員会の公式サイトへ。問い合わせは、市市民文化室電話044(200)3725。