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 「灰になれ」5000人と一体に 
LUNA SEA 結成25年ホールツアー終える

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年3月2日(月) 17:32

LUNA SEA。SUGIZO、1日に東京国際フォーラムで14年ぶりのホールツアーを打ち上げた
LUNA SEA。SUGIZO、1日に東京国際フォーラムで14年ぶりのホールツアーを打ち上げた

 県内出身のロックバンド「LUNA SEA」が1日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で昨年6月から続けてきた結成25周年を記念した14年ぶりのホールツアーを打ち上げた。「Dejavu」で幕を開けたステージでは、「ROSIER」「WISH」など18曲を演奏。ボーカルのRYUICHI(44)は「町田プレイハウス(初めて5人がライブをした場所)で出会ってから、25年経ったんだね。周囲には全く理解されなかったけど、5人集まったとき、絶対1番になれるって思っていた。この先の25年はどうしようか。10年後は世界征服、25年後にはみなさんを月に招待します」と集まった5000人に呼びかけた。

 「Dejavu」「PRECIOUS・・・」と攻撃的な曲で始まったホール最後のライブ。加速する真矢(45)のドラム、空を切り裂くようなSUGIZO(45)のギターが、5000人の心に火をつけた。「SANDY TIME」では、SUGIZOとINORAN(44)のギターが心の陰陽を表現。RYUICHIも行き場所が見えない苦しみを叫び続けた。鮮やかだったステージは色を失い、ドラムセットの後ろに組まれた4つの柱が、無機質な影を不気味にのばしていた。

 SUGIZOのバイオリンと、INORANのアコースティックギターが混ざり合うセッション。真矢が鬼のような形相でドラムと向き合うソロパート、J(44)の力強いベース。個々の技術の高さでも魅了した。16都市、32公演を走りきった労をねぎらおうと、全公演の日付け、土地名が書かれた大きな横断幕を最前列の客がSUGIZOに手渡した。幕には「お疲れさまでした」「いつまでも最高にかっこよく」など、たくさんの思いがすき間なく寄せられていた。

 「やだな、終わっちゃうの」と寂しそうにつぶやいたRYUICHIの思いは、6人目のメンバーである観客も同じ。アンコールを終えても、まだまだもっとと手拍子は鳴り止まなかった。声に応えようとステージの中央に5人が集まる。「燃え尽きようか、灰になれよ。いいか。昨年の5月29日、オレたちにとってメモリアルな日から25周年が始まって、今日まであっという間だった。魂を込めて、みんなと盛り上がりたい」と思いを受け止めるようにRYUICHIは両手を大きく広げた。

 互いの思いを交換するように。最後に奏でられたのは、2014年5月29日、東京・国立代々木競技場第1体育館の第1曲目に演奏された「Anthem Of Light」だった。光りに包まれて始まった“25歳の誕生日”を回想するように明るく照らされた会場。同曲は復活後初のアルバム「A WILL」の最初に収録、「夢をひらこう」と再出発を誓ったもの。「3月14日、大阪城ホールで一度止めます」と話したRYUICHIの声に悲鳴が上がったが、「みんなが思っているようなネガティブなものじゃない。ずっと先になる未来をきっと発表できると思う」と続けた。

 INORANは「本当に素敵な時間をありがとう。また必ず会おうね」と客席に向かって拍手。Jは「また騒ごうぜ」と両手でVサインを作った。真矢は「お前ら最高のメンバーだ。愛しているよ」と舞台を後に。最後に残ったSUGIZOは、真矢のドラムの前に飾った横断幕にそっとキスをすると、客席に向かって深く一礼。ピンと張った手のひらは、大きくなった拍手を受け止めるように拳となり、最後は胸の前で合掌し、ファンに感謝した。

 14日には地元・神奈川以外で最初にライブを行った大阪にある、「大阪城ホール」(大阪市中央区)のステージに立つ。

【神奈川新聞】







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