他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. カルチャー
  4. 音楽デュオ「コアラモード.」地元・横浜でデビュー記念イベント

音楽デュオ「コアラモード.」地元・横浜でデビュー記念イベント

カルチャー | 神奈川新聞 | 2015年2月24日(火) 03:00

コアラモード.(左から)ボーカルのあんにゅ、キーボード、ギター、ベースなどマルチプレイヤーとして活躍する小幡康裕
コアラモード.(左から)ボーカルのあんにゅ、キーボード、ギター、ベースなどマルチプレイヤーとして活躍する小幡康裕

◇800人が船出を見守る 「大きく発進したい」

 シングル「七色シンフォニー」で18日にメジャーデビューした横浜出身の男女デュオ「コアラモード.」が22日、「クイーンズスクエア横浜」(横浜市西区みなとみらい)内のイベントスペースで記念ライブを開いた。2014年、クイーンズパークで路上ライブを始めたことを始まりに、プロへの道を切り開いた2人にとって、同地は思い出がたくさん詰まった場所。ボーカルのあんにゅ(22)は、「ここ横浜から大きく発進したい」と広がる大海を見据えた。

 桜木町から全国へ。2人の門出を見守ろうと、ステージ前に設けられたイスは満席、上階から身を乗り出し声援を送る人もいた。地元・横浜や、家族との思い出を歌った「メモリーズ」は、テレビ神奈川の音楽番組「saku saku」のエンディング曲(2014年12月)に起用されていたことから、「この曲知っているね」と足を止める人の姿も。ちいさな子どもから、お年寄りまで幅広い層の人が、あんにゅの透明感ある歌声に耳を澄ませていた。

 キーボード、ギター、ベースなどマルチプレイヤーとして活躍する小幡康裕(24)は「ここでずっとライブをしてきたけれど、(聴いてくれる人が)僕らよりも少ないんじゃないかというときもあった」と苦労時代を告白。あんにゅも「今日は10人ぐらい来てくれるかなって思っていたけど、たくさんの人に囲まれて歌うことができてすごくうれしい。いまにも泣きそう」目を潤ませていた。

 デビュー曲「七色シンフォニー」は、鍵盤をはねるようになぞる小幡のキーボードが印象的なもの。この日はあいにく灰色の雨雲が空に広がっていたが、ふたりが歌詞に描いた“モノクロームの街が色鮮やかに染め上げられる”情景を感じる曲に800人が手拍子で“参戦”。横浜に七色の風を巻き起こし、春のような暖かさに包まれていた。

 23日には複合施設「トレッサ横浜」(横浜市港北区)内のCD店「新星堂」で午後5時、7時からインストアライブを開催。28日には「横浜マリンタワー」(横浜市中区)で午後1時から、3月1日には「小田原ダイナシティ」(小田原市中里)で午後1時、3時から無料ライブを行う。【西村綾乃】







 
 

桜に関するその他のニュース

カルチャーに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング